大阪の堺市は、昔から続くお店が意外に残っている街です。
ちく満は、そういうお店のひとつです。
外観を見たら、一見さんは入りづらいでしょうね。親戚の人が言うには、中も昔からずっと変わらないそうです。

ここのそばを初めて食べた時は、せいろから湯気がもんもんと上がっているのに驚きました。
おそらく関東にはないタイプのそばです。

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ちく満のそばは、そばだけでなく、そばつゆも熱いです。運ばれてきたばかりのつゆに安易に手で触るとヤケドしそうになるほど熱いので注意！周りの人の見よう見まねで、おしぼりを使い、つゆを注いでくださいね。お椀に卵を割り落とし、そばつゆを入れたら、あとはそばを入れてズルズルとすすってください。当然熱いので、気をつけて。

そばにコシはなく、どちらかというと茹で過ぎた感じです。でも、これがちく満のそばらしいです。一度茹でてから蒸しあげているようです。そばの薫りやコシを楽しむおそばではないですね。

umisukeさんは、ちく満のそばが好きになったらしいですが、僕は、やっぱりコシのあるそばのほうが好きです。評価が大きく分かれるお店ですが、一度は試してみてほしいおそば屋です。

ちく満 (ちくま) （そば / 宿院、寺地町、大小路）
★★★☆☆ 2.5

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