上野の東京国立博物館にて開催されている特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」 に行ってきました。

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土曜日だったので、ある程度の混雑は予想していましたが、40分待ちには驚きました。
正直、並んでまで見る必要性を感じてはいませんでした。
多分、ゆっくりと鑑賞することができないと思っていたからです。
が、結局は並んで見てきたのですが・・・。

まさかとは思っていたのですが、他に絵画はありませんでした。
受胎告知1点のみの展示会！！
第2会場には、他にもスケッチや模型などを展示していたようですが、去年イタリア旅行に行った時にウフィッツィ美術館で見たの内容とほぼ同じと踏んで見ませんでした。

その1点の作品を見るために40分並んでも、見られる時間はごくわずか。
タイミング良く壁を背にすることができれば、多少は鑑賞することはできるのかもしれませんが、私は作品よりも人が目の前を横切るのに気が取られてしまい、集中してみることができませんでした。

最前列で見ようと思うのなら、1時間以上かけて並ぶ覚悟が必要です。そうしたとしても、後ろの人のプレッシャーに長時間の鑑賞は難しいでしょう。

ウフィッツィ美術館では、もっと明るい場所で展示されていましたが、国立美術館では薄暗い部屋での鑑賞。
荘厳な雰囲気を出したいのか、作品を劣化させないためなのかわかりませんが、前者の場合であれば狙いを外していると思います。
教会のような、もっと太陽光が注ぐ明るい部屋で（それこそウフィッツィ美術館のような）展示したほうが、作品のよさが活かせるのではないかと個人的には思いました。（もちろん作品には直接光があたらないようにですが）

[関連リンク]
特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」
ウフィッツィ美術館（公式サイト）

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