プラド美術館展

東京都美術館で開催されいてるプラド美術館展に行ってきました。
当初は6月30日までの予定でしたが、急きょ7月2日まで延長されたそうです。
今回の目当ては、ムリーリョの「無原罪の御宿り」とティツィアーノの「ヴィーナスとオルガン奏者」です。

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ムリーリョは17世紀の画家の中でも日本では知名度があまり高くないようですが、やわらかい色彩と天を仰ぐ穏やかな表情は観る人の心を惹きつけます。
巨匠ティツァーノの作品では、肌の質感まで感じ取らせるような乳白色にうっとりし、キャンバスに広がる物語に想像をはりめぐらせながら鑑賞しました。
また、ゴヤの作品も数点来ていて、まるで絵本の挿絵のようなやさしい画風の初期の作品も観ることができて、今回はとても満足度の高い展覧会でした。

それにしても、混んでいました。
土曜日だったので仕方ないのですが、午後から入場する人たちは入場制限されていました。
有名な美術展だと混雑は必至ですね。

マドリッドのプラド美術館には二度訪れたことがあります。
ウィーンの美術史美術館と同じくらい、その規模の大きさに驚き、収蔵されている作品のすばらしさに感動した美術館です。
何度訪れても、日本でプラド美術館展を何度観ても、その感動が希薄になることはありません。
スペインへ行ったら、ぜひプラド美術館へ足を運ぶことをお勧めします。
その際は、有名どころだけをかいつまんで急ぎ足でまわるツアーではなく、個人でじっくりまわるといいかもしれません。

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