バリ島メリア・バリ滞在2日目(午後)

午後は、タナロット寺院の夕日を見に行くことにしていました。
H.I.Sのオプショナルツアーも検討したのですが値段が高かったので、Google検索で見つけたひまわりトランスポートさんに日本から事前予約をしておきました。日本語のできる現地人ガイド兼ドライバーさんが来てくれるとのことだったのが決めてでした。

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ホテルのロビーに迎えにきてくれたのは、プトラ(PUTERA)さん。すらりと背の高い男性です。

挨拶を済ませ、ホテルのロビーで今日の行きたい場所を告げました。「時間が足りなければ、行きたいところを減らしますよ。」と言うと、大丈夫だとの返事。行きたい場所リストを作っておいたので、それを見せるとスムーズに行ける順番を考えてくれました。
プトラさんは、日本語で話をしてもちゃんと理解してくれます。現地の言葉しか通じない場所に行ったとしても、これなら大丈夫だと安心しました。

[行きたい場所リスト]
  1. タナロット寺院
  2. 安いスーパーマーケット(お土産を買うため)
  3. ジェンガラケラミック
  4. ジンバランビーチでシーフードのディナー
今回ひまわりトランスポートさんにお願いしたのは、8時間のコース。13時から21時までの間で、行きたい場所に連れて行ってもらいました。

まずは、ジェンガラケラミックのお店へ。
ジェンガラケラミックは、ジンバランにあります。ショップ兼工場兼カフェで、バリとは思えない(!?)洒落た建物です。
ショップには、これぞジェンガラという緑や藍色の陶器が並んでいたのですが、なんと黒や赤のジェンガラもありました。黒色のジェンガラは、和食器のようで重厚な感じです。でも、ジェンガラと言われると、ちょっとイメージが違うかなと思いました。食器で赤や黄というのは、見慣れないせいもあってパス。結局、薄いよもぎ色の器を一つだけ買いました。

その後、近くにジェンガラアウトレットがあるとプトラさんが教えてくれたので、そちらにも行ってみました。とはいえ、前回の旅行でサヌールにあるジェンガラのアウトレットに行ったけれど、良いものがなかったので購入しなかった経緯があったのであまり期待はしていませんでした。

着いたところは、外観だけ見るとジェンガラが売っていそうなお店には見えません。(笑)中に入ると暇そうな店員さんがぼーっと座ってました。
正規店と違って、種類や数もまちまち。サンプル品と思われるものも売っています。B級品とのことですが、日本の感覚は違って見てわかる欠陥品が多いです。日常使いにするなら、ちょっとくらいの色むらや変形なら許容範囲と決めて、7点ほどジェンガラを購入。アウトレット価格になっている値札から、さらに30%OFFしてくれるので、激安です!思ったよりもたくさん買えたので、大満足!

次に向かったのは、スーパー。
てっきりクタのマタハリスーパーマーケットかと思いきや、連れて行ってもらったのはカルフール。ジェンガラアウトレットから近いとのことでした。日本でもカルフール行ったことなかったので、カルフールデビューはバリ島になりました。

やっぱりスーパーは楽しいです!海外旅行行ったら、とりあえずスーパーは外せません。バリのお店特有の薄暗さがなく、天井が高くて、明るい。さすがカルフール!残念ながらカルフールは、全てのものが安いわけではないそうです。しかし、品揃えは充実していますよ。私たちは、お土産用と自分用に調味料とビンタンビール、塩を。さらに滞在中の水を購入しました。総菜や生鮮食品も見たかったのですが、時間の都合上、断念しました。

そして、ここで現金がなくなるという事態になりましたが、幸い建物内に両替所があったので両替しました。でも、ここの両替レートは悪く、むしろ空港の方がいいくらいです。ちゃんと計画しておかないとダメですね。

さて、買い物はこれで一段落。・・・というか滞在中に予定していた買い物は全て終わらせました。車のトランクには、買い物した荷物が着実に増えてました。これ歩きだったら絶対持てなかったです。車で良かったーって思いましたね。あとは、のんびり楽しむだけ!!

そして、今日一番の目的地、タナロット寺院へ。
ガイドブックには必ず乗っている場所なので、前々から行ってみたいと思っており、今回ようやく実現。駐車場からは、歩いて寺院のある岬まで歩きです。寺院の入り口までには両側に土産物屋が連なっているのですが、ヌサドゥアにはなかったものが刺青屋。「ニジカン!ニジカン!スグネ!」と声をかけてきます。バリの観光地はどこも一緒ですね。(笑) 2時間したら日が沈んで夜になってしまって、ここに来た意味なくなってしまうじゃん。

タナロット寺院のゲート

寺院の中には入ることはできないけれど、潮が引いているため歩いて近くまで行くことができました。みんな写真撮っていますが、波が高いです。

タナロット寺院全景
夕日を見るのには、カフェで一杯飲みながら待つといいとプトラさんが教えてくれたので、その通りに。カフェは、左手の方に坂をあがっていくとあります。客引きをしているカフェが坂の途中にありますが、無視して奥まで行きましょう。一番奥の方まで行くと、あまり商売っ気のない人たち「どうぞ〜」って声かけてくる、適当に崖沿いの席に着きましょう。そこが寺院の裏に太陽が沈んで奇麗に逆光が見えるようです。

現地の人:「何飲みますか?」
umisuke:「メニューあります?」
現地の人:「ない。ビール、コーラ、水、ヤシの実ジュース・・・。」

メニューがないので全部口頭。値段も口頭(笑)
ぼったくられているのかと思いきやどの客にも同じ対応。ルーズな感じがいいです!

席について、ビンタンビールを飲みながら、日が沈むのを待ちましたが、地平線には雲がかかっていました。見えるか微妙なところだと言われたのですが、ここまで来たんだからと1時間ほど待ってみました。

・・・やっぱり見えませんでした。(泣)

それでも雲の合間から太陽が少しだけ見えたので、まだマシかも・・・。波音を聞きながら何も考えずに、ゆったりと地平線眺めてビール飲んでいるっていいです。ちょっとした贅沢気分を味わいました。

タナロット寺院の夕日
余談ですが、このあたりはトイレ有料のようです。カフェでトイレ借りたので無料でしたが、人生初めての手酌式トイレ。用を足した後、酌で水をすくって流します。衛生度激低です。潔癖性の人は、これは無理でしょう。タナロット寺院に行く時は、事前に用を足して、水分を控えめに。

残念な結果でしたが、プトラさん曰く、10月の雨期に入った時が夕日が綺麗に見えるそうです。今度はこの時期に来ようと心に誓いました。

日も暮れて、最後の目的地は、ジンバランビーチ。シーフードカフェへ向かいました。
プトラさんが連れて行ってくれた場所は、JTBやH.I.Sの人がたくさんいたので、日本人が多いようです。店員さんにコースをすすめられましたが、値段を見てびっくり。以前と比べて高くなっていました。激安でロブスター食べられると思っていただけにショックが大きく、アラカルトで魚とエビを注文しました。素材が新鮮だから、味は満足なんですけどね。(写真が食べかけでごめんなさい。)
ロケーションはとてもいいのですが、他にもサンセットを見ながら食事できるレストランはあるので、この値段だったらもう行かないと思います。

ジンバランビーチのシーフード

プトラさんに聞いてみると、ジンバランビーチのカフェがテロの標的となった後、客足は絶え、ほとんどのカフェはつぶれてしまったそうです。それを国が支援して再興したそうです。その後から高くなったということなので、税金か国の施策なのかと勘ぐってしまいました。

最後にホテルまで送ってもらい、プトラさんともお別れ。
プトラさんは、控えめで聡明誠実な人でした。ここでも改めてお礼を申し上げます。
車中では、たくさんの話をしてくれました。日本人でも使わないような「友引」、「士農工商」、「供物」などの言葉を駆使して、日本の文化を例に挙げながらバリの生活や文化を説明してくれました。独学で勉強したと話していましたが、これだけの言葉をよく使えるものだなと感心しました。

ひまわりトランスポートさんは、他のツアーと比べても激安です。値段だけで言ったらもっと安いチャーターが可能です。しかし、日本語ができる人となるとひまわりトランスポートさんがおすすめです。万が一トラブルにあったとしても、日本語が通じれば通訳してもらうこともできるので、その点は安心感の度合いが格段上。バリ島で車をチャーターするなら、ぜひひまわりトランスポートさんを検討項目のひとつに入れてみてください。
私たちは、次回にまたバリに来る時は、ひまわりトランスポートさんでプトラさんを指名しようと思います。



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