フィレンツェ ウフィッツィ美術館

今日は、フィレンツェに来た一番の目的でもあるウフィッツィ美術館へ行く日です。
ボッティチェリのビーナス誕生が見られると思うと朝からドキドキしてました。

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滞在しているホテルの予約をしたときにウフィッツィ美術館の事前予約を一緒にしてくれました。
そのおかげで、長い行列で待ち時間を過ごすことなく入ることができました。
誰でも予約センターに電話すれば事前予約をすることができるので、事前予約をしたほうが、時間を無駄にしないので予約をしておいて損はないかと思います。(但し、予約手数料として3ユーロかかります。)
予約出来る美術館は、ウフィッツィ美術館以外に、アカデミア美術館・パラティーナ美術館・メディチ家礼拝堂など多くの美術館で行っています。ぜひチェックしてみてください。(予約センター:フィレンツェ・ムゼイ Firenze Musei)

ウフィッツィ美術館からヴェッキオ橋を望むウフィッツィ美術館は、団体客がとても多く、ちょっと油断しているといつの間にか囲まれていることがあります。(笑)
特に有名絵画の前では20人ほどの団体が入れ替わりで見に来るので、のんびり見ていることもできませんでした。それでも間を狙って、絵の目の前を陣取ってゆっくり眺めていました。

ボッティチェリのビーナス誕生は、思っていた以上に大きな絵に驚き、思っていたよりも彩度が低いことにもショックを受けました。ビーナス誕生がある部屋は、他にPrimavera(邦題『春』)などボッティチェリの作品が集められて展示されており、圧巻の一言です。

ずっと立ちっぱなしだったので、休憩を入れたいときは美術館の中にあるカフェに行き、コーヒーを飲みながら外の景色を楽しむのがオススメです。私たちもエスプレッソとサンドイッチを注文して、休憩を取りました。

ウフィッツィ美術館を出る頃には、すでに夕方近くになっていました。じっくり見たのでかなり時間がかかってしまいました。でも、これだけの作品を急ぎ足で見るのは、もったいないですからね。

フィレンツェの夕暮れ夕ご飯までの時間をフィレンツェの街を散策しました。夕方になるとフィレンツェの街は、街頭やカフェに灯が灯り、雰囲気がガラリと変わります。テラス席のあるカフェでは、ワインを片手に会話と食事を楽しんでいる姿を、オレンジ色の街灯が優しく照らしていました。それを見ているだけで、こちらも幸せになってしまいます。

私たちの今日の夕食は、Il Latini
ここも予約をしないと、なかなか入れないレストランです。外国人は、行列には並ばないと思っていたのですが、このレストランでは別のようです。予約をしていなかったので、30分程前についたのですが、既に並んでいる人がいました。

このIl Latiniは、トスカーナ料理を味わえるお店で、テーブルで隣についたアメリカ人曰く、「ここのレストランは何を食べても美味しい!」と言っていました。レストランの前では、ビデオを流しているのですが、各国のテレビ番組でも紹介されるほど有名のようで、なんと日本のテレビ番組でも紹介されたことがあるそうです。

開店直前には、列は列をなさず、予約した人が先に入るのでそれにつられてレストランの入口には多くの人が詰めかける有り様。これには驚きました。ここまで来たんだからとなんとか入ろうと並んで待ちました。開店時間(19:30)から30分程でようやく店内へ。

店内は、すごい活気!!
私は、フィレンツェに来たら食べたいと思っていた、Bistecca alla Fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ:フィレンツェ風ステーキ)を頼むことにしました。
が、フィレンツェ風ステーキの注文は、最低1Kgから・・・。
1kgの肉って、食べられるのか?と思い、店員さんに「500gはできないの?」と聞くと、「無理」って。
でもせっかく来たんだから(多分ステーキ食べるチャンスってこの店が最後だろうと思っていたし)、Umisukeさんを説得して注文。
「頑張って食べるから!」とは言ったものの、「1kgの肉って食べたことないよな・・・。食べれるのか?」と不安。

イルラティーニ:トスカーナ風前菜盛り合わせ前菜にトスカーナ風前菜盛り合わせを注文。ハムとサラミあわせて3種類と、バケットにトマトをトッピングしたものとレバーペーストを塗ったものが出てきました。
ハムもお皿からこぼれ落ちる程の大きさ!
昨日の晩御飯のレバーベースとも美味しかったけれど、Il Latiniのレバーペーストもほろ苦さがあってワインがすすみます。サラミは、噛む程に旨味が口に広がります。おいしいっ!

イルラティーニ:ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナそして、ついに登場。Bistecca alla Fiorentina(ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ)!!
さすが1kgの肉。でかいっ。肉というか、肉塊。こんな分厚い肉食べたことありません。
とりあえず、ナイフを入れてみると、見た目よりも柔らかい。そして溢れ出る肉汁。
お肉は、骨付き。焼き加減ですが、表面はカリッと焼いていますが、中はレアで柔らかく、ジューシー。味付けは、塩・コショウだけのシンプルなもの。それでも味があるのは、お肉自体の旨さなんでしょう。

メインディッシュを平らげると、店員さんがグラスを運んできてくれ、シードル(リンゴのスパークリングワイン)を注いでくれました。
お肉を食べたあとに飲むと、口の中がさっぱりします。シードル自体もほどよい甘さで、お変わりしたいほどでした。

最後にエスプレッソを注文して、お店をでました。
行列には驚きましたが、この豪快な料理に惚れました。
行きたいと思った人は、ぜひ予約をしてから行くことをオススメします。あの混雑は、正月の福袋の争奪戦並みですから。(笑)


[関連リンク]
ウフィッツィ美術館(公式サイト)
ウフィッツィ美術館事前予約サイト(日本語版有り)

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