結婚指輪をオーダーメイドしよう!
結婚指輪を探して
みなさんは結婚指輪をどのように選びましたか? あるいは、どのように選びたいと思いますか? 私たちはどんなものを選ぶときも、インスピレーションを大切にします。 心に響くかどうか、これはとても重要なポイントです。
ブランドの結婚指輪ってどうなの?
結婚指輪を買うならまず思い浮かべるのは、一流ブランドの結婚指輪です。私たちも例に漏れずブランドの結婚指輪を見に多くのブランドショップやデパートの宝石売り場に足を運びました。
しかし、「これだ」という物がなかなか見つかりませんでした。
[ コラム ] 結婚指輪の素材といえば、何を思い浮かべる?
実は、プラチナと思うのは日本人なのです。ヨーロッパでは、ホワイトゴールドが主流です。だからヨーロッパのブランドではホワイトゴールドの結婚指輪が主流なのです。
オーダーメイドの結婚指輪という選択肢
その中で私たちに「オーダーメイド」という選択肢が加わったのは、青山の宝石店を紹介されたことがきっかけでした。
はじめてお店にうかがった日、私たちは宝石についていろいろな話を聞かせていただきました。宝石の世界についてまったく無知だった私たちには、それはとても新鮮で、興味深い話ばかりでした。
たとえば、オーダーメイドジュエリーと既製品との違いについて。型に流し込んで大量生産する既製品と、職人が地金をたたいて作り上げるオーダーメイドのジュエリーとでは、強度から重量から感触から、全然違うのだそうです。その違いたるや、プロの目から見れば歴然だと。素人の私たちにでさえ、ずっと身に着け、年月を経ていくうちに感じるものなのだそうです。
「年月を経るごとに感じる」私たちにとって、それはとても心を揺さぶる言葉でした。日常的に身に着けるものだからこそ、年月を経るごとに身体に馴染み、味が出ていくものがいい。機械ではなく、職人さんの技によって生み出された指輪を、生涯身に着ける結婚指輪としたい。私たちの心は決まりました。
オーダーメイド結婚指輪の手順
実際の製作に入るまでには、大きく分けて3つのステップがあります。
- デザイン画の作成
- 形状確認のためのワックス製作
- リング加工へ正式発注
まず、希望のデザインを伝え、デザイン画を起こしてもらいます。それを元に、具現化したワックスを製作。ワックスで形を確認したら、リングを加工して出来上がるのを待ちます。(私たちはわがままを言ってしまい、さらなる時間と労力をかけてさせてしまったのですが・・・。)
私たちは、いろいろなブランドの結婚指輪を見てまわった時に一番気に入ったリングのデザインを参考に、希望を加えました。それを元にデザイナーに絵をデッサンしていただき、3パターンのデザインスケッチから1つを選び、ワックスの製作をお願いしました。